「FTーSTYLE」by figure technologie

figure technologieの世界

N700Aをファッションで楽しむとこうなる。

今回は幼児用になりますが、

N700Aモデルのシャツです。

N700Aモデルといっても、新幹線車両デザイン自体を真似るのではなく、

何度もお話ししているように、

「新幹線の芸術的な景観を妨げないようにすること」

がデザインの目標となっています。

そのため色や柄、デザインは数種類あります。

今回ご紹介するのは、白を基調としたシャツで、

まるでトンネルに入っていく新幹線を表すようなチャック部分にも注目していただけると

更にワクワクしていただけるのではないでしょうか。

 

写真のモデルは3歳男児です。

子どもは純粋で好きなことに真っすぐ。

「新幹線に会いに行くためのシャツ」と伝えると、

着た瞬間から目がキラキラと輝きます。

 

新幹線と過ごす時間を堪能できるシャツ。

一見オシャレなシャツ…ですが、

自分自身が楽しむのがファッションの醍醐味。

少しの待ち時間には、

チャック部分を上にあげて楽しみます。

「トンネルに入りまーす」

まるで線路を走る新幹線のようにチャックが動きトンネルに入っていく様子をイメージしています。

 

名古屋駅に到着し、N700Aとご対面。

当初のイメージ通り、

新幹線の景観を邪魔しないという点はクリアできました。

この日はとても暑い日でしたので、

生地も薄目で涼しいものを選んで大正解でした。

 

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N700Aのぞみを待つ

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テンションMAX

今回はベース色を合わせていますが、

ネイビーのものもいい感じにバランスが取れていました。

 

figure technologie | 愛知県岡崎市のこだわりメンズファッションのお店 - セミオーダー対応




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閃きは自分の手の中にあるらしい。

こんにちは。

大好きな鉄道と、大好きなファッション。

この二つを連結に夢を抱いている自分です。

デザインで表現することってとても難しいですが、

「いつか進化の時がくる」

と、じっとこらえて踏ん張っています。

 

今フィギュールテクノロジーのデザインを何か月もかけて追及しています。

ただ「オシャレ」と何人に言われても

自分自身が納得していなかったり、

すべてがつながらないと(線路のように)

気持ちが悪くて続けられないのです。

「自分はこの2つが大好きだ」と

胸を張って言える、それが今の目標です。

 

昨日もいつものように一日中

「鉄道とファッション」のことを考えていました。

 

鉄道オタクといわれると

ダサい、気持ち悪い……と聞きなれましたが、

最近では松井玲奈さんが鉄女としてぐいぐいアピールをしてくれてますね。

松井さんはダサくない。

人も新幹線も鉄道ファンも進化している…シンカリオンですね。

可愛くてきれいな女性が鉄道ファンのイメージを変えているのは事実です。

 

個人の考えなのでそれほど気にしないでもらいたいのですが。

 

とても芸術性が高く、最先端の技術が詰まった新幹線のSTYLISHさは、

未来的な容姿。

0系から始まる古くからの伝統がその未来を支えていると、はやと君も話していましたね。やっぱり新幹線ってすごい。

その魅力を感じる鉄道ファンたちは、

何度も何度もその姿を見たくなる。

そして毎度、「すごい…」と息を飲む。

自分は、田舎の景色に新幹線が現れた瞬間に、

景色とのギャップを感じ、異次元を見ている気分になります。

「なぜこんな田舎に、こんな未来の乗り物が走っているんだろう…」と。

最近では駅のホームもSTYLISHでオシャレに変化してきましたが、

そのホームに新幹線が入ってくるのを見ていると、

「やっぱりまだまだ、新幹線の未来感には建物が追いつけていないな」と、

建物のせいで芸術が未完成にされてしまう感が半端ありません。

ベンチ、自販機一つ、ガックリくるのです。

 

新幹線を一目見れば、乗りたい、撮りたい、聴きたい、描きたい、作りたい…衝動が押し寄せます。

線路鉄でもある自分は、

駅の2階から線路を見下ろし、

どこまでも真っすぐ計算しつくされた線が伸びる芸術ともいえる日本の技術に、

何時間もあっけにとられ続けます。

 

こんなにも美しい芸術風景に、

多くの鉄道ファンたちが入り込むことがよくあります。

初めに書いたような「ダサい、気持ち悪い」とはひどいですよね。

そうは思いません。

が、ベンチ、自販機でも辛いくらいなので、

「鉄道ファン…景色に似合っていないな」と正直フレームアウトかぼかします。

自分自身が大好きな新幹線と写真を撮りたい、などと思うこともありますが、

それもしたことがありません。

だから、この鉄道ファンも一緒に芸術となればいいのにと思っています。

 

撮り鉄がカメラに向かって真剣になる横顔はきっと男らしくカッコいい。

乗り鉄が鉄道について熱く語っている様子もすごくカッコいい。

音鉄なんて、その人自体が芸術的要素を持っていると思うし。

描き鉄の画力、ヤバすぎる。

 

周囲がみえていない、コミュニケーション障害、立ち入り禁止区域に入って迷惑をかける…

そういった人間は鉄道ファンじゃなくても世の中に沢山います。

が、鉄道ファンにマイナスイメージを持たれることが多いのは、

一般的なファッションの問題が大きいのかな、と

あくまで個人的な主観ですがたどり着いた答えです。

 

自分はファッションデザイナーです。

鉄道ファンです。

 

以前、自分のデザインの考えをある人に伝える中で、

最後に「実は鉄道が好きでそれがデザインの原点になっています…」

と勇気を出して、小声で(笑)伝えました。

ダサい鉄道ファンか、ときっと思われるんだろうな、

と思っていたのですが、相手の方がすごく興奮した様子で

「それすごくいいですよ!」

と反応してくださいました。

自分の中で何かが動き始めたのがわかるほど、

今でも重要な日だったと感じています。

 

自分は、鉄道ファンです。ファッションデザイナーです。

とこの順番で他人に伝えられることが、

何かを変えられるのかもしれません。

自分のモノづくりが、

大好きな新幹線に映り込む人間のファッションを変え、

まるごと芸術として景色を完成させることに近づける可能性が高まるのなら、

 

今日も明日も、

やっぱり自分は「鉄道とファッション」のことを考え続けて良いのだな、

と納得できたのです。

 

今一つ、夢の実現に向けて動き出した案があります。

突然舞い降りてきたわけではなくて、

まさかと思いましたが、以前から自分の中にあったもの。

身近にいる「物事の真意を見抜く達人」が

今回も見抜いてくれました。

という最後の最後で今回のテーマで申し訳ありません。

 

 

figure technologieフィギュールテクノロジー

第2の姿に進化するかもしれません。

 

「ファッションはまだまだ始まりに過ぎない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作品にチェック地が多い理由

こんばんは。

今日のテーマはタイトルどおりです。

figure technologieの作品はチェック地をよく使用しています。

単純に「チェック地以外に2色以上で好みの色使いのものが見当たらなかった」

とも言えますが、

もう一つの理由として、

これは個人的な見え方の問題なのですが、

真っすぐな美しい線が規則的に並ぶ「線路」と似ているような気がするのです。

好きなものはやはり共通点があります。

 

今回、黒と白のチェック地を使用して、

まさに線路を表現したシャツを作ってみました。

まだ製作途中ですが、

結構カッコいい感じになりました。

 

やっぱり、チェック地は線路の真っすぐさを表現できる素材だと感じます。

 

 

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線路が身に纏える喜び

また出来上がったら報告します。

 

線の力でがらりと変わる

こんにちは。

先日のこだまはまだ製作中で発表できませんので、

別の服達を紹介します。

今回は子供用甚平。

figure technologieは大人メンズ中心ですが、

時々子供用が出ます。

イベントなどで店頭に置くと30分も待たないうちに売れてしまうのですが、

それでも子供用は普段あまり作りません。

子供用の甚平は最近とてもオシャレなものが増えました。

ちょっと子供服のお店を除くと、大人用甚平よりこだわりが強そうなカッコいいものもあります。

写真はモノクロで申し訳ありませんが、

2色のチェック地を切り替えつつ、

重要なのは「線」。

甚平の襟は元々落ち着いた雰囲気の形なのですが、

今回はブラックラインを入れてみました。

何もない田舎の草むらに、まっすぐ長く伸びた線路があると

一気に数学的な景色が広がるあの効果。

個人的に、線を入れるときにはそう感じています。

ブラックのラインを入れる前はぼやっと田舎感が出ていましたが、

襟のラインと、今回はポケットにもブラックを足して

子供用の可愛らしさにSTYLISHさを加えてみました。

夏を子供ながらにCoolに過ごしてもらいたいです。

 

素材は綿100%Wガーゼです。

写真はありませんが、

下のパンツ側にもブラックラインが入っています。

 

figure technologie

 

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子供用甚平 上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファッションと鉄道

こんにちは。

figure technologieのデザイナーChirです。

 

初めてフィギュールテクノロジーの服やアクセと出会った方は、

「初めて見た」や「独特の組み合わせ」「個性的」と感じるようです。

そして、私がデザインの原点をお話しすると、

「なんて言った?鉄道??」と何度も聞きなおします。

 

今日もまた、同じやりとりを繰り返してきました。

 

「鉄道や線路の美しいラインとSTYLISHさへの憧れ×ファッション」

の組み合わせが珍しいようで、

皆さんが目を丸くします。

シャツデザインを例として、具体的に一つ一つ説明すると

最終的には少しだけ伝わります。

 

「新幹線のようなSTYLISHな洋服を作りたい」

 

最新技術が詰め込まれた新幹線。

ファッションのデザインは自由です。

 

私のデザインした洋服に出会った方々が、

身につける前から「人に会いたくなる」ほどワクワクし、

着れば「背中を押される」ように活動の後押しをする。

 

figure technologieはそのようなファッションを提供したいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ開設しました。

初めまして。

figure technologieフィギュールテクノロジーのChirと申します。

この度こちらでブログを開設いたしました。

これまでになかなかお伝えできなかったFTのデザインや世界観について、

これからどんどん発信していけたらと思っています。

 

新幹線鉄、線路鉄、描き鉄、手作り鉄…

これらの鉄道への憧れを洋服づくりのインスピレーションとし、これまで多くのシャツやアクセサリーを製作してきました。

気がついたら多くの服が出来上がっていましたが、

まだまだ始まりに過ぎず。

FTの世界観は2割程度しか世に発信できていないのが現状です。

 

「オシャレ」という一言で語りたくない沢山のこだわりを、

これから少しずづ発信します。

宜しければご購読下さい。

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オシャレの隠し味epice