「FTーSTYLE」by figure technologie

figure technologieの世界

2年かけて…

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大学生が飛んだシャツと数多くの作家に愛されたバッグ


もうすぐ2019年も終わり。

この2年で大きく前進したfigure technologieです。

最近ではただオシャレといわれることは少なくなり、

世界観を理解していただける方が増えてきて嬉しいです。

デザインの特徴はいつも「奇抜だが品がある」「遊び心があり珍しいデザイン」ということですが、

自分としては、ファッションアイテムを作っている感覚ではなく、

「人間の潜在能力を引き出す身に纏うアート」を目指しています。

背中を押してくれる、人に会いたくなる、気分が上がる、引き締める、

洋服は色や柄、またコスプレ効果など、人への影響力をかなり持っていると思います。

それなのに、多くの可能性をまだまだ出し切らずに何年も経過しているのが現状。

服をただの服として着る時代を終えたいな、と思っています。

私は基礎をきちんと持った素晴らしいデザイナーではありませんので、

デザイン画を起こし、素晴らしい縫製ができるわけではありません。

また、ファッションアイテムではありますが、

生み出した作品がたまたま服の形をしているというだけであり、

ファッションデザインというより風景画を製作している感覚です。

形や色のバランスと、使う素材そのものが持つ性格を重要視しており、

素材と会話することで配分が決まります。

大抵使用する色が決まっていて、好きな色なのですが、

色を選択するときのこだわりは、その時の自分を後押ししてくれるものです。

最近の作品は、曜日の感情に合わせデザインしています。

月曜は仕事に行きたくないので、少しテンションを上げてくれる遊び心や上質素材を利用して、気をあえてそちらにそらし、目標としてはとりあえず出勤して無事に帰ってくるためのデザインになっています。

また日曜日の過ごし方によって、あまりにも良いことがあってしまったとなると、

月曜日は仕事に集中できないほど浮かれているので、

そんな自分自身に渇を入れ、気持ちを引き締め仕事モードにしてくれるような、

ベースは黒とします。

今販売しているものでもう一つご紹介すると、木曜日の服。

木曜日は週の後半になりどうしても穏やかさから優しい気分になりすぎてしまうため、

特に午後は集中力がなくなります。

「協調性の高い木曜日」になるので向上心もかけてくる。

選ぶ色は茶系や緑の落ち着いた色を選んでしまうのですが、

午後からの会議で眠くならないように、遊び心をたっぷり入れたデザインを施し、

気持ちをワクワクさせて活動的になるよう後押しすることを目指します。

こういった曜日に合わせた対処法は医学的や心理学的に何の根拠もないものになりますのでご注意ください。人によって全く違う一日を過ごすでしょうし。

そもそも私が作っているのは風景画です。個人の勝手な価値観100%ですので申し訳ございません。

でもこういったことを面白いアートだと理解してくださる方々が最近増えてきていて、

本当に嬉しく思います。

私が今考えている構想案は頭の中では抱えきれないほどあって、

脳が活性化しすぎて頭痛がします。

2020年に製作する作品たちのテーマは自然です。

それは触れることができないものたちも含まれます。

様々な概念をぶっ壊し、潜在能力を目覚めさせるものを生み出していけたらなと思っています。

多くの男性達に届けられたらな、と思っていますので是非お楽しみに。

あと、本日個人的に食材辞典を2冊買いました。

2020年は野菜と向き合い体を作る一年にしたいと思ってのことです。

これは、製作活動が重なるとどうしてもリミッターがない私自身、体調管理が全くできなくなることからイベントに出られず迷惑をおかけしてしまうなど、問題が生じているためです。

食事に対する執着、欲が全くといっていいほどない私は、

これまでひどい時期には大豆を食べるだけで過ごしたこともあるほど栄養面で問題がある食事をしてしまいます。

はっきり言うと、食事と睡眠という人間にとって必須の作業を疎かにする人間です。

作業に集中しすぎていつの間にか、という理由なのですが、

他人に迷惑をおかけしてしまっている以上、どうにかしなくてはいけないな、とはずっと思ってきたんです。

ですから、2020年は野菜と向き合って体をきちんと作る、これを個人目標として始めることにしました。

 

タイトルのとおりこの2年間をかけてようやく自分らしい作品を皆様にお届けできるようになり、周囲の反応や評価もいただき、

来年はもっと濃い年にできそうだなと思っています。

このブログでもこれまでまだまだ封印して隠してきた自分を、恥じらいもなく出していくことに決めました。

私にしかできないこと、出せない答えをどんどん表現していこうと思います。

コメントもどうぞお待ちしております。

 

では良いお年を。

 

 

 

 

                                                                                Chir by figure technologie