こんにちは。
大好きな鉄道と、大好きなファッション。
この二つを連結に夢を抱いている自分です。
デザインで表現することってとても難しいですが、
「いつか進化の時がくる」
と、じっとこらえて踏ん張っています。
今フィギュールテクノロジーのデザインを何か月もかけて追及しています。
ただ「オシャレ」と何人に言われても
自分自身が納得していなかったり、
すべてがつながらないと(線路のように)
気持ちが悪くて続けられないのです。
「自分はこの2つが大好きだ」と
胸を張って言える、それが今の目標です。
昨日もいつものように一日中
「鉄道とファッション」のことを考えていました。
鉄道オタクといわれると
ダサい、気持ち悪い……と聞きなれましたが、
最近では松井玲奈さんが鉄女としてぐいぐいアピールをしてくれてますね。
松井さんはダサくない。
人も新幹線も鉄道ファンも進化している…シンカリオンですね。
可愛くてきれいな女性が鉄道ファンのイメージを変えているのは事実です。
個人の考えなのでそれほど気にしないでもらいたいのですが。
とても芸術性が高く、最先端の技術が詰まった新幹線のSTYLISHさは、
未来的な容姿。
0系から始まる古くからの伝統がその未来を支えていると、はやと君も話していましたね。やっぱり新幹線ってすごい。
その魅力を感じる鉄道ファンたちは、
何度も何度もその姿を見たくなる。
そして毎度、「すごい…」と息を飲む。
自分は、田舎の景色に新幹線が現れた瞬間に、
景色とのギャップを感じ、異次元を見ている気分になります。
「なぜこんな田舎に、こんな未来の乗り物が走っているんだろう…」と。
最近では駅のホームもSTYLISHでオシャレに変化してきましたが、
そのホームに新幹線が入ってくるのを見ていると、
「やっぱりまだまだ、新幹線の未来感には建物が追いつけていないな」と、
建物のせいで芸術が未完成にされてしまう感が半端ありません。
ベンチ、自販機一つ、ガックリくるのです。
新幹線を一目見れば、乗りたい、撮りたい、聴きたい、描きたい、作りたい…衝動が押し寄せます。
線路鉄でもある自分は、
駅の2階から線路を見下ろし、
どこまでも真っすぐ計算しつくされた線が伸びる芸術ともいえる日本の技術に、
何時間もあっけにとられ続けます。
こんなにも美しい芸術風景に、
多くの鉄道ファンたちが入り込むことがよくあります。
初めに書いたような「ダサい、気持ち悪い」とはひどいですよね。
そうは思いません。
が、ベンチ、自販機でも辛いくらいなので、
「鉄道ファン…景色に似合っていないな」と正直フレームアウトかぼかします。
自分自身が大好きな新幹線と写真を撮りたい、などと思うこともありますが、
それもしたことがありません。
だから、この鉄道ファンも一緒に芸術となればいいのにと思っています。
撮り鉄がカメラに向かって真剣になる横顔はきっと男らしくカッコいい。
乗り鉄が鉄道について熱く語っている様子もすごくカッコいい。
音鉄なんて、その人自体が芸術的要素を持っていると思うし。
描き鉄の画力、ヤバすぎる。
周囲がみえていない、コミュニケーション障害、立ち入り禁止区域に入って迷惑をかける…
そういった人間は鉄道ファンじゃなくても世の中に沢山います。
が、鉄道ファンにマイナスイメージを持たれることが多いのは、
一般的なファッションの問題が大きいのかな、と
あくまで個人的な主観ですがたどり着いた答えです。
自分はファッションデザイナーです。
鉄道ファンです。
以前、自分のデザインの考えをある人に伝える中で、
最後に「実は鉄道が好きでそれがデザインの原点になっています…」
と勇気を出して、小声で(笑)伝えました。
ダサい鉄道ファンか、ときっと思われるんだろうな、
と思っていたのですが、相手の方がすごく興奮した様子で
「それすごくいいですよ!」
と反応してくださいました。
自分の中で何かが動き始めたのがわかるほど、
今でも重要な日だったと感じています。
自分は、鉄道ファンです。ファッションデザイナーです。
とこの順番で他人に伝えられることが、
何かを変えられるのかもしれません。
自分のモノづくりが、
大好きな新幹線に映り込む人間のファッションを変え、
まるごと芸術として景色を完成させることに近づける可能性が高まるのなら、
今日も明日も、
やっぱり自分は「鉄道とファッション」のことを考え続けて良いのだな、
と納得できたのです。
今一つ、夢の実現に向けて動き出した案があります。
突然舞い降りてきたわけではなくて、
まさかと思いましたが、以前から自分の中にあったもの。
身近にいる「物事の真意を見抜く達人」が
今回も見抜いてくれました。
という最後の最後で今回のテーマで申し訳ありません。
figure technologieフィギュールテクノロジーが
第2の姿に進化するかもしれません。
「ファッションはまだまだ始まりに過ぎない」